実施レポート 10月27日開催「経営戦略としての男性育休・女性活躍」家族・企業・国はこう変わる

参加企業様とのQ&Aセッション

次に、ご参加の皆様から事前またはリアルタイムで質問を頂戴し、小室さんとQ&Aセッションを行いました。いただいた質問の中から、いくつかご紹介させていただきます。

Q.男性育休について、当事者を含めた全従業員にメッセージを発信する際のポイントが知りたい。「育休を取らない自由もある」という意見にはどう返せばいいでしょうか?
小室:大切なのは、育休を取得したい人にもそうでない人にも、全従業員を対象に今日お話ししたような情報を企業側から伝えることです。男性として生きてきた中で得られる情報は限られており、それだけで判断した結果、後から大変な過ちに気付くこともあるでしょう。産後うつなどの背景も全て知ったうえで判断してもらうことで、より良い選択につながると思います。

Q.日本の男性育休取得率が低いのは、男性にとって育児に対するワクワク感が少ないのも原因ではないでしょうか。「育休を取りたい!」と思えるような、ワクワク感を醸成するヒントは?
小室:確かに、男性間で子育てに関するポジティブな情報が共有されていないケースは多いですね。特に育休や時短勤務をしている手前、自分の幸せを職場でアピールしづらい人もいるようです。最近では「ワークライフインターン」といって、職場だけでなく従業員の家庭にインターンを招いている企業もあります。もし会社に子育て中の男性従業員がいたら、ぜひインターンを家に招いて子育ての喜びを伝えてあげてください。そうすることで若者の中に新たな価値観が生まれ、次世代の子育てが変わっていくかもしれません。こうした活動も、これからできる社会貢献の一つの形ではないでしょうか。

Q.育休中の仕事を分担する周りの従業員のモチベーションを上げるために、効果的な動機付けの手法はありますか?
小室:ただ仕事を等分に割り振るのではなく、それぞれが一歩先の仕事にチャレンジできる形にすることです。私自身も先輩の育休中、これまでできなかった仕事に挑戦させてもらったことがありました。先輩が復帰して元の仕事に戻っても、一つ先の仕事を経験したことで視野が広がり、その後の仕事のレベルが上がったという経験があります。仕事の割り振りを「負担」ではなく「次につながるチャンス」として捉えてもらえるように、説明の仕方を工夫することが大切だと思います。


法改正などの専門的な話から、経営層の説得に向けた社内での立ち回りといった実践的な話まで、1000社以上のコンサルティングをされてきた小室さんならではの貴重な経験談を聞くことができました。

保活総研では、保活支援に関するノウハウの提供を随時行っています。
また、今回のような企業横断でD&I推進の知見を高める機会や情報交換の場として年3回の定例会を実施し、一方的な情報提供にとどまらない双方向のコミュニケーションを行っています。

このような取り組みに共感いただける企業様には、ぜひ保活総研のパートナーとしてご参画いただき、一緒に「ライフステージが変化しても、希望通りの働き方ができる」未来のアタリマエをつくっていきたいと考えております。

パートナー企業へのお申込みは随時承っていますので、お気軽にお問い合わせください。


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※申込み締切:2022年1月20日(木) 12:00
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概要
保活総研主催無料オンラインセミナー
「経営戦略としての男性育休・女性活躍」家族・企業・国はこう変わる
主催:株式会社リクルート ダイバーシティ推進部
開催日:2021年10月27日
登壇者:(株)ワーク・ライフバランス代表取締役社長 小室淑恵氏
    株式会社リクルート ダイバーシティ推進部 担当者


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