ロジカルな思考力と人に寄り添う優しさを兼ね備えたリーダー

江藤 彩乃 Ayano Eto
2005年入社。広報部にて社内広報を担当し、どのように組織や文化を築き伝えていくか、ターゲットに寄り添いながら考えることに取組む。社内広報としてリクルート全事業部と関わる経験から得た、俯瞰して物事を捉える客観的な視点が大きな武器。当時は事業拡大に伴いこれまでのリクルートの雇用形態ではない職種限定社員など新たな雇用形態が生み出され、組織が大きく変化した時期であった。その中で社内広報としてリクルートとして大切に守るべきことと、時代とともに進化すべきことに向き合い、多様な考えや背景を持つ従業員を理解しながら組織や文化を形成していったことが、現在にもつながるD&Iの考え方の原点となっている。
コーポレート職での経験を糧として、さらに「現場の手触り感を知りたい」という想いからブライダル事業部へ異動。マネージャーを務める中で、組織として成果を出すことと従業員が生き生きと働ける環境の両立に奔走する。「“人”を軸に据え、一緒に働く人々の幸せを実現するためにエネルギーを費やしたい」という信念にたどり着き、その想いを胸に人事部へ異動。2021年4月よりダイバーシティ推進部の部長を務めながら、現在も各事業部の人事に携わっている。全体を見渡すロジカルな思考力と、人に寄り添い、やりがいを大切にする優しさを兼ね備えたリーダーとしてダイバーシティの実現に力を注ぐ。 人事部とダイバーシティ推進部の仕事に向き合う中で、企業のために人材を生かす人事と、全ての人が活躍できる社会を目指すD&I推進は、同じ人事の領域でありながらも似て非なる存在であることに気付く。「ビジネスの成長」と「D&I推進」との両立は綺麗事だけでは達成できず、その溝こそが日本のD&I推進を阻む大きな壁であるという問題意識を抱いている。真のD&I推進がまだ確立されていない日本の社会において、事業成長とD&I推進との狭間で悩む経営者やD&I担当者を支援すべく、自身も日々葛藤を続けながら両者の接合点を探している。
これからのD&Iを加速させたい。熱い志で未来のアタリマエを作る

酒田 絵美 Emi Sakata
2010年入社。保育士資格を保有。入社1年目の新規事業コンテストにおいて精神障がい者の就労支援事業を起案し、準グランプリを受賞。実際に事業化が決定し、リクルートスタッフィングにてその立ち上げに携わるという、事業の起案から実際の運営までを経験。2015年に育休を取得。保活を開始するも、希望する園の入園倍率はなんと32倍。復職まで3年を要したという自身の苦しい経験から、保活の重要性を誰よりも実感した人物のひとり。その思いを胸に2018年よりダイバーシティ推進部に所属し、「保活のミカタ」プロジェクトを開始。 東(ひがし)と出会い、共に保活支援を推進することで、その知見の深さに感銘を受ける。自分と同じく保活に悩む人の力になりたいという想いを原動力として、社内外を問わず保活支援ノウハウを展開するべく活動に励む。保活支援を通じてD&Iの未来を模索する中で、「これからの日本のD&Iをもっと推進していきたい」という高い志を抱くようになる。リクルートのナレッジを展開することがより良い社会をつくるための活動につながると信じ、その第一歩として保活総研に全力を注ぐ。
その知見を生かし、付け焼刃ではない「本質的な保活支援」を目指す

東 雅子 Masako Higashi
2008年中途入社。「人事がやりたい」という想いからリクルートに転職し、ブライダル事業本部にて人事労務に従事する。育休後はリクルートマーケティングパートナーズにて人事の経験を積む。新しいことが好きで、物事をより良くしたいというチャレンジ精神も旺盛。その性格から、人事として社員の相談に乗る中で保活に関する知識を深めていき、気付けばリクルートにおける保活の第一人者に。保育園の探し方・選び方・入り方についての知識・ノウハウ、最新情報を保有し、更新し続けている。保活総研の立ち上げ以前から良きアドバイザーとして社内で活躍していた経験と知見を買われ、2018年よりダイバーシティ推進部に所属。リクルートマーケティングパートナーズの人事労務担当者として従業員の対応をし、ダイバーシティ推進部では企業向けのレクチャーなどを担当することで、社内外にナレッジを展開している。玄人集団である保活総研チームの中でも特に探求心が強く、目の前の人にとことん寄り添う優しさを併せ持つ。求められたことには常に全力で応える姿勢が大きな武器。付け焼刃の対応ではなく「一歩進んだ本質的な保活支援」を目標とする保活総研において、なくてはならない人物。東の知見を広く展開することで、保活に悩む多くの人がその恩恵を受けられる世界をチーム全体で目指している。
全社員の意識改革に尽力するD&Iの伝道師

浅田 優子 Yuko Asada
2007年入社。マーケティングを経験したのち、入社3年目で営業部に異動。同時期に第一子を妊娠。営業の経験が短いまま育休に入ったため、復職後は仕事と子育ての両立に奮闘する。その姿を応援してくれた上司や後輩の女性社員たちのためにも、仕事と家庭を両立し時間内で成果を出す働き方を模索していく。その経験から「働き方について考える仕事がしたい」という想いが芽生え、リクルートマーケティングパートナーズにて働き方変革プロジェクトの中核メンバーを担う。さらに人事を極めるべく、第二子の育休を経て、人事部とダイバーシティ推進部の兼務という形で復職を果たす。現在はリクルート全社員の意識改革を目指し、D&Iに関するセミナーを年間30回以上開催。世の中の流れを掴む感覚の鋭さ、持ち前の情報感度の高さを企画に活かしている。「ダイバーシティはゴールではない」という信念のもと、働き方に対する全体の意識を醸成することで、特別な事情を持つ人だけではなく、全員が活躍できる社会の実現を目指す。日本のD&I推進をけん引するリクルートから、保活総研を通じて活動を社内外に広めていきたいと力を注いでいる。